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ローズオニール肖像画 キューピーの生みの親 ローズオニール
「キューピー」の生みの親はローズオニールという名の美しい女性天才アーティストです。1874年6月25日、アメリカのペンシルバニア州で誕生したローズオニールは、幼い頃から驚くべき芸術の才能を示しました。社会に出た後も若くしてイラストレーターとして自活し、20才から30才前半には人気イラストレーターとして活躍しました。また、芸術絵画・彫刻・小説・詩なども多才に発表し、アーティストとしての地位を築きました。そして1909年、世界的な素晴らしいキャラクターを誕生させることになります。
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キューピー誕生の背景
レディースホームジャーナル誌1909年12月号キューピー達
1909年「レディースホームジャーナル」誌12月号
ロ-ズオニールは、2度の結婚をしています。しかし結婚は必ずしもローズを幸せにはしませんでした。2度の離婚に傷ついたローズは、活躍していたニューヨークから両親やきょうだいの住むミズーリ州のボニーブルックにもどってきました。広大な自然の中で深いインスピレーションをえたローズオニールは、1909年永遠の偉大なキャラクター、キューピーを誕生させました。キューピーが最初に発表されたのは、アメリカの婦人雑誌「レディースホームジャーナル」誌12月号でした。それはローズオニールから、世界の子供たちと子供のような無垢な心をもった大人たちへ贈る、愛のクリスマスプレゼントだといえるでしょう。
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人形誕生の背景
ビスク人形製作風景画 ローズオニールのキューピー人形製作過程で幾つかのエピソードが残っています。キューピー人形は、当時人形の生産が盛んであったドイツで製造されることになりました。工場から最初におくられてきた人形の原型は、あまりにもローズのイメージとはかけ離れていたためローズは自らドイツに行き、しばらくドイツに留まり9種のサイズの原型をつくりあげました。これらの原型が全てのキューピー人形の基本となりました。また、あるドイツ工場を訪れたおり、一番小さな安価なキューピーが職人たちによって雑に扱われているのを目にし、「この一番小さな安いキューピーを買うのは、貧しい子供たち。だからこそ、大きなキューピーにまけないぐらい心をこめてつくってください」これを聞いた職人たちは大変感動し、その後は小さなキューピーもていねいに製造したということです。
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ローズオニールの業績
ローズオニールの業績の系譜